認知症の親との接し方|介護体制を整える

「認知症になるとどんな症状が出てくるのか、どんなふうに変わってしまうのか」については、認知症の症状のところで紹介させていただきました。

 

認知症の親との接し方

このような困った症状がいろいろ出てきてしまった場合に、私たち家族はどのように対応すればいいのでしょうか?

 

親が認知症になった場合は、他の一般的な要介護状態とは異なり、さらにいろいろな心構えが必要です。

 

親に対する接し方も工夫が必要ですし、認知症ならではの事故に巻き込まれないように住環境を整える必要も出てきます。

 

認知症患者を受け入れてくれる介護施設などについても確認しておきましょう。

 

また、同じように認知症の家族を抱える人達との交流の場などについても紹介していきます。

 

親(家族)の認知症を受け入れるまでには誰にでも段階がある

 

親の認知症を認めるまで

親(家族)が「認知症かもしれない」と思った時、それをすぐに受け入れられる人はほとんどいないのではないでしょうか?

 

親というものは自分たちが子供だった時には絶対的な存在だったはずです。

 

年々弱くなってしまっているところは認めざる負えないとしても、認知症については「まさかうちの親が?そんなはずはない!」となかなか認めることはできないものです。

 

少し、「おかしいな?」と思うようなことがあっても、あえてそれを否定してしまう傾向にあり、それが原因で病院に行くのが遅れたというケースも多いのです。

 

もちろん老化による物忘れと認知症ではその傾向が根本的に異なります

 

ですから何でもかんでも「認知症」と決めつけるには間違っていますし、間違った思い込みは親に対しても失礼でプライドも大きく傷つけるでしょう。

 

ですが、やはり「認知症だ」という疑いが残る場合には、早めに対策をしていかなくてはならないのです。

 

 

 

認めたくない・・・という気持ちも落ち着き、介護をしていくしかないと覚悟をしても、初めのうちはなかなか心が付いてきてくれません

 

何度も何度も同じことを聞かれたり困った行動をとられると、認知症だから仕方がないと思っていてもやはりイライラしてしまうものです。

 

怒鳴るように返事をしてしまったり、無視してしまったり・・・そして後から「ああ、なんてひどいことをしてしまったんだろう。もっと優しくできればいいのに」と自分を責めてしまうことが多くなるかもしれません。

 

ですが、これも、介護する側が接し方を学び、慣れていくことでだんだんと落ち着いてきます。

 

そしてようやく、親の認知症を受容し共に歩むという段階に進んでいきます

 

もちろん認知症の状態は進行していきますので、常に新しい戸惑いや悩みはあるとは思いますが、「介護する側の覚悟と心構え」ができるまでが一番心が痛むというのはよく聞くお話です。

 

このように親(家族)の認知症はなかなか受け入れることができないものですので、誰でも同じように通る道だと思って、あまり自分を責めすぎずにいてあげたいものです。

 

それでは具体的に家族は何をしていけばいいのか、どうやって接していけばいいのかについて考えてみましょう。

 

要介護認定を受け、介護保険サービスを利用する準備をしよう

 

専門医を受診し、認知症であるという診断が出た場合、介護保険による介護サービスを受けられる準備をしていきましょう

 

認知症の症状は出ていても、運動機能の低下はなく、体は元気な場合は、「まだ特に介護サービスは必要ないのでは?」と思っていることもあるかもしれません。
特に子供たちとの同居ではなく両親が二人で暮らしていて、どちらかの親がもう片方を介護しているという場合は、「私が面倒を見るから大丈夫」と、介護保険のサービスを使っていないことが多いかもしれません。

 

介護サービスには認知症の人が利用したいサービスがいろいろあります。
これは認知症になった親本人のためだけではなく、介護する側のためにも利用するべきです。

 

ケアマネージャーが強い味方に

また、介護保険を使えるようになると、実際の介護サービスを受けるということだけではなく、ケアマネージャーという心強い相談役とのつながりもできます

 

 

介護している側の親が無理をしすぎて、先に病気になってしまうこともよくあるケースです。

 

今後のためにも「介護サービスを利用するメリット」をしっかり子供の私たちから伝えていきましょう。

 

要介護認定を受けよう

 

要介護認定とは、対象者に介護(支援)が必要である状態であるという認定を受けることです。
要介護認定を受けなければ、介護保険で提供されている様々なサービスを受けることはできません

 

要介護認定は、各市町村で申請し、認定の調査を受けます。

 

 

要介護認定の調査

認定検査では調査員の方が自宅に来て、現在の状態を確認し、どのくらいの介護が必要なレベルなのかを調査します。

 

介護保険の受給額は要介護度(どのくらい介護が必要なレベルか)で決まります。

 

親の状態が悪く認定されるのは、喜ばしいことではなく複雑な気持ちですが、ここで認定される要介護度によって、受給できる額が変わってしまうので、必要以上に「軽い」と認定されないようにしなくてはいけません

 

しかし、認知症の場合は、調査の時に通常よりシャキッとしてしっかりしたり、いつもできないことをできると言ったりやったりするということが多いようです。

 

「私は大丈夫、できる」というのをアピールしてしまいたくなるのでしょう(気持ちはよくわかりますが・・・・)。

 

しかしこれでは今後の介護が経済的にも大変になるだけですので、検査の時には私たちもしっかり立ち合い、いつもの状態を調査員にしっかり伝えられるようにしましょう

 

主治医の先生の診断書も認定の判断材料になります。

 

介護保険を使って介護サービスを利用しよう

 

要介護認定が下りれば介護サービスを利用できるようになるので、まずケアマネージャーと契約し、どんなサービスを受けるかという計画書「ケアプラン」を作成してもらいます。

 

 

どんな介護サービスがあるかについてはこちら、

 

 

で詳しく解説していますが、ここでは特に認知症に特化したサービスについて改めて紹介していきましょう。

 

 

【認知症対応型通所介護(認知症デイサービス、認知症デイ)】

 

認知症デイサービス

認知症の方が利用する頻度が特に多くなるのが、この認知症対応型通所介護(認知症デイサービス、認知症デイ)でしょう。

 

認知症対応型通所介護は、通常の通所介護(デーサービス)のように、自宅へ送迎車が来て施設に向かい、入浴やレクレーションなどのサービスを受け、また自宅へ送ってもらうサービスですが、認知症の方だけが対象のサービスになります。

 

サービス内容も、認知症に特化したリハビリなども行われます。

 

スタッフも認知症のことをしっかりわかっているので安心して任せることができます。

 

 

【認知症対応型共同生活介護(グループホーム)】

 

グループホーム

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、そこで暮らして生活することが出来る施設サービスの中の一つで、認知症の方だけを対象にしています

 

認知症の高齢者を9人までを1つのユニットとし、少ない人数で家族のように共同生活をするので、「知らない人がいて怖い」というような認知症特有の恐怖心も取り除く工夫がされていたり、リハビリテーション、レクレーションなどが行われ認知症の症状改善を目指します。

 

要支援2からの受付が可能で、金額も比較的低費用なので、自宅での介護が難しい場合は、検討していきたいサービスです。

 

詳しくはこちらで解説しています。
→ 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

 

 

 

上記で紹介した「認知症対応型通所介護」「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」は認知症特化のサービスですが、これ以外のサービスは使えないということではありません。

 

認知症の状態にもよりますが、初期の状態でしたらほとんどの介護サービスが通常の介護の方と同じように利用することができます。

 

ただし、症状が進んでいくと、一般のサービスでは対応がしきれなくなったり、スタッフも専門の知識がないためにしっかりした対応が期待できない場合もあります。

 

また、デイサービスで施設に通う場合でも、通常の受け答えができないため、他の利用者の人から「?」という目で見られてしまう場合もあります。

 

このような状態になった場合は、認知症対応型のサービスに切り替えも考えていきましょう。
ただし、認知症の場合は、環境の変化に対応できず症状が悪化する場合も多いので、慣れ親しんだデイサービスが他のサービスに代わってしまうことがマイナスに作用することもあります。
悩ましいところですが、ケアマネージャーとよく相談し、状況に合わせて対処していきたいものです。

 

地域でどんなサービスがあるのか、認知症対応型はどのくらいあるのかなどについても、あらかじめ確認の上で、ケアマネージャーとしっかり相談してケアプランを決めていきましょう。

 

 

認知症の家族が暮らすための住環境を整える

 

認知症の症状が出始めた場合、住環境も今までのままというわけにはいかないところも出ています。
もちろん病状の進行によって変わりますが、いつどれだけ状態が進み、思わぬ事故にならないとも限りません。
親と同居の場合はまだいいですが、まだ別に暮らしている場合などは特に最善の対策をしておくべきでしょう。

 

失火対策

 

火事・失火の対策を

まず、何よりも一番に気を付けなければならないのは火災です。

 

認知症は、初期状態でももの忘れの症状が出ます。
ですので、まだ日常生活はできている状態でも、火を点けたまま、それを忘れてしまう可能性がとても高いのです。

 

料理を自炊している場合は、すぐにでもIH電磁器具に変更するなどの対策をしましょう

 

また暖房器具も石油ストーブなどを使っている場合は、エアコンなどの火を使わない器具のみに変更しましょう。

 

何かあってからでは遅いのです。
例えば、「便利だからこっちに変えよう!」と嘘をついてでも、できるだけ早く対策をしてきましょう。

 

 

また、これは実際に2015年に大阪であった事件ですが、認知症の夫を残してその妻が少し家を留守にした間に、夫が紙くずにライターで火をつけ、布団に投げたとみられる火災事故がおこりました。
認知症が進むとこのような痛ましい火災事故も起きる可能性があるのです。
ですので、状況に応じて、介護する家族は火災の元になるようなライターやマッチは目の届かないところに置くようにすることも考えておかなくはなりません。

 

[※参考 認知症の夫が火災、留守にした妻に責任は−朝日新聞記事

 

転倒対策

 

転倒対策

これは認知症に限ったことではありませんが、転倒を防ぐ対策もしておきましょう

 

階段や玄関など段差があるところには手すりなどをつけるようにして転倒を防ぎましょう。

 

認知症の中でもパーキンソン病の症状が出るレビー小体型認知症の場合は特に歩行も小股で不安定になります。

 

また他の認知症でも注意力なども低下してくるので、自宅の中で危ないところがないかはよく確認して対策していきましょう。

 

要介護認定を受けている場合は、自宅に手すりを取り付けるなどの改修工事に対しては補助金が出ます。
(合計20万の工事までが対象で自己負担額は1割の2万円。)

 

手すり以外にも、段差の解消や、和式トイレの洋式便器等への変更なども対象です。

 

詳しくはこちらで解説しているので、確認しておきましょう。

 

 

 

運転免許の返納

 

免許の返納

もうひとつ考えておかなくてはならないのは、運転免許返納の問題です。
ここ近年の高齢者運転による交通事故は社会問題ともなっています。

 

認知症という診断が出た場合は、やはり運転はすぐにでもやめさせるべきです。

 

今はまだ大丈夫と思っていても、いつ、その判断力が鈍ってしまい、とっさの判断ができなくなってしまうかわかりません。

 

体は元気でも認知症の場合は速やかに免許の返納(もしくは運転をさせない体制)をするべきでしょう。

 

ここはぜひ家族で話し合って早急に対策をしていきましょう。

 

 

引っ越し・住居を変えることは注意も必要に

引っ越しには注意が必要

親の認知症がわかった場合、それを機に同居を考えるケースも当然出てくると思います。
しかしこの場合は少し注意が必要です。

 

というのも認知症は環境が変わると一気に悪化する傾向があります。

 

新しいことに対応できないという認知症特有の特徴です。

 

状況が許すなら親の家に子供たちが戻るというのが本来はベストな選択です。

 

もちろん様々な事情があるとは思いますが、引っ越しが認知症を悪化させる可能性は高いということはしっかり理解しておきましょう。

 

認知症の親への接し方

 

次は、認知症の親への接し方について考えてみましょう。

 

親に認知症であることは使えるべき?

 

まず、親に対し「認知症である」ということを告知するかどうかですが、これはとても難しい問題です。

 

基本的には告知はするべきですし、それをわかっていた方が今後の介護もしやすくなるのですが、親の性格によってはかなりのショックを受けてしまい、それが原因で老人性うつなどになってしまうことも懸念されます。
告知をするかしないかは他の家族とも相談の上で、状態を見ながら決めていった方がいいでしょう。
また、はっきりと「認知症」という言葉を使うのではなく、例えば、「脳のトラブルで少し影響が出るかもしれないみたい」と少しあいまいな言い方で伝えるのもいいと思います。
(同じことで嘘ではないですが、あくまでも「病気のため」仕方がないという微妙なニュアンスが本人にも救いになるかも・・・)

 

認知症の親に伝わりやすい話し方のコツ

 

目を見てゆっくり話す認知症

認知症の親と会話をするには、いくつかのコツがあります。

 

まずはゆっくりと目を見て話すこと。
目を見て話すと、「私に話しかけている」というのが伝わります。
横から突然に声だけをかけても、それが誰に対して言っているのか伝わりませんし、目を見て、表情を見て、どこまでわかっているのかを確認しながら話していくのが大原則です。

 

また「○○をして、次に△△をして、そのあと□□をしよう」と、いくつかのことをまとめて言うのも」とダメ。混乱させるだけです。

 

「○○をしよう」とまずは1つのことだけを伝え、○○が終わったら「△△をしよう」と次のこと話し、、△△が終わったら「□□をしよう」と伝えるというように、1つだけを取り上げて伝えていくのがポイントです。

 

子供扱いしない、バカにしたような話し方も厳禁

バカにしたような態度をとらない

また、必要以上に子ども扱いしたり、「どうせできないんだから」「わからないんだから」とバカにしたような話し方をするのもタブーです。

 

相当に認知症が進んでしまっているなら、こちらが何を言ってもわからないかもしれません。
でもそれはずっと先の話。

 

それまでは子供のそういった態度で心を病んでしまうことも多いでしょう。
自分が認知状態になっているとわかっていて耐え難い悲しみを感じ、迷惑をかけているという自覚も持っている方も多いでしょう。

 

そこにさらに追い打ちをかけるような態度をとってしまうと、お互いに何もメリットはありません。

 

親にはできるだけ明るく前向きに生きてもらい、認知症の進行を少しでも遅らせるように一緒にリハビリなどを頑張ってもらった方がずっとお互いのためです。

 

もちろん、イライラしたり、怒鳴ったりというような、次のような話し方にも気を付けましょう。

 

  • イライラして怒ってしまう
  • 大きな声を出す
  • 忘れていること、できないことを責める
  • 冷たい表情で話す
  • 小バカにしたような話し方をする
  • 「また?」と億劫がった言い方をする
  • 聞こえないふりをして無視する

 

ただ、ついついイライラしたりしてしまうのは、介護をしている人間としては当然ある事だと思います。
これはわかっていても責められない・・・と私は思います。

 

子育てだってイライラする

例えばお子さんがいる人の場合、子育てを思い出してみるとよくわかります。

 

かわいいはずの自分子供にだって、ついイライラしてしまった経験は誰にでもあったのではないでしょうか?
この時よりももっともっとつらいのが介護です。
子育てはだんだんとできることが増えていきますが、介護はだんだんとできないことが増えていくのです。
そして対象は大人であり、親なのです。
気も滅入るしやりきれない時もあるでしょう。

 

イライラしてしまって自己嫌悪に陥ってしまう時もあるかもしれませんが、なんとかストレスを他で発散できる工夫をし、親には優しい笑顔を向けられるようにがんばっていきたいものです。

 

また自分が直接介護をしていない場合は、介護をしてくれている家族への感謝をねぎらいを絶対に忘れないようにしていきましょう

 

昔話は楽しい会話の鍵

 

昔話で楽しい時間を

認知症は記憶力が低下していってしまいますが、忘れやすいのは「直近」のことで、昔のことは覚えているという特徴があります。

 

ですのでコミュニケーションのためにも、あえて昔の話をしてみるのはおすすめです。

 

自分が小さかった頃の話や、義父母の場合は夫(妻)の子供の頃の話などを聞いてみると、嬉しそうに話してくれる可能性もあります。
懐かしさや、自分が子供を育てたという誇らしい感情などもまた持つこともでき、きっと脳の活性化にもつながると思います。

 

もちろん、私たちにとっても親との楽しい会話がまたできるというのはとてもいいことだと思います。

 

昔のアルバムなどを見ながら話すとよりよいかもしれません。

 

認知症とのコミュニケーション方法バリデーションとは

 

「バリデーション」とは、認知症の方とのコミュニケーションの方法の一つであり、1963年アメリカのナオミ・ファイル氏により提案され、日本でも広まり始めています

 

認知症によって認知レベルは失われていきますが、症状が進行しても「感情」は最後まで残ると言われており、このバリデーションという方法は「認知症高齢者とのコミュニケーションを通して感情レベルに訴える方法論」として注目されています。

 

関西福祉科学大学社会福祉学部の都村尚子教授のお話では、「バリデーションを使えば、初期から末期の認知症の人までどの段階でも意思の疎通が可能になる」とのこと。

 

バリテーションは決して難しいものではなく、誰でも家族でも介護職員でも誰でも使えるテクニックなので、ここでも紹介しておきます。

 

@アイコンタクト
同じ目の高さになるように、かがんだり、座ったりして、目を直接見つめて信頼を得る。

 

Aリフレージング(言ったことを繰り返す))
認知症の人は、相手が自分の言うことを繰り返して確認すると安心する。
相手が言うことを反復して安心させる。

 

Bミラーリング
認知症の人の行動や表情をそのまま真似をすることによって感情を合わせていく。
(初期段階では使わない)

 

Cカリブレーション
認知症の人の感情を真似して、一緒に怒ったり泣いたり喜んだりして感情を近づける。

 

Dタッチング
認知症の方の体に触れることで、近くにいることを伝え安心を与える

 

 

バリデーション療法認知症

またこれらのテクニックを行う上での基本的な態度としては、「共感する」、「傾聴する(しっかり聞く)」、「ごまかしたりうそをついたりしない」、「受容する(行動の意味を考えて受け止める)」、「相手のペースに合わせる」という態度をとっていきます。

 

バリデーションについては、こちらの書籍で詳しく解説されています。

 

 

[※書籍 バリデーション ファイル・メソッド―認知症の人への援助法(Amazon)]

 

 

一人で抱え込まない工夫を

 

一人で抱え込まない

以上、親が認知症だと診断されてから、すぐにしておきたい対策と、実際の接し方について解説してきました。

 

認知症の症状は100人いれば100通りあるといわれるように、とてもここで詳しい解説まではできませんでしたが、基本的なことだけでもお伝えできればと思いました。

 

認知症の家族を抱えるというのは本当に大変なことです。

 

徘徊や不潔行動などのさまざまな周辺行動などが出始めると、とても介護する側が一人では心も体も持ちません。

 

誰か一人の問題ではなく、家族みんなで介護をしていくような体制に、はじめの段階でしっかり話し合っておきたいものです。

 

また同じような認知症の家族を持った人たちによる「認知症カフェ」などのコミュニティなどもあります。
私の住んでいる栃木県ですと、このようなカフェがあります。

 

[→ 認知症カフェ 栃木県

 

各都道府県庁のホームページの中に記載があると思いますので探してみるといいでしょう。

 

また、「公益社団法人 認知症の人と家族を守る会」では、認知症の人と家族のための様々なイベント等も開催しています。
こちらで紹介されているイベントでも同じような仲間を探すことが可能です。

 

[→ 公益社団法人 認知症の人と家族を守る会

 

同じような仲間がいれば、一緒に悩みを語ったり、時には愚痴をこぼすだけでも心が軽くなるかもしれません。

 

機会があれば利用してみるのもおすすめです。

 

 

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