定年し老年期を迎えた親|親が元気なうちにやっておきたいこと

PR

老年期を迎えた親と話しておくべきこと

定年後スローライフ

老年期というのは65歳からのことを言います。

 

65歳といえば、60歳の定年から5年後。

 

60歳で引退している場合は、、ようやく定年後の楽しみが軌道に乗ってきて充実したスローライフを送っている頃でしょうか?

 

65歳まで働いていた方はいよいよこれから第2の人生をと思っているかもしれませんね。

 

このように老年期という名になっていますが、この付近の年齢の方はとても元気です。
イキイキといままでできなかったことにチャレンジして人生を謳歌しているのではないでしょうか。

 

ですから子供である私たちも「親の老後?介護?いやいやまだまだ」と思っていますし、何の準備もしていないという方がほとんどだと思います。

 

ですが実は今やっておかないと!というものがかなりあるのです。

 

例えば財産の暦年贈与などは何年にもかけて行うもの

 

財産がたくさんある場合は75歳などの年齢になって急に思い立っても計画的にはできません。

 

遺産の話、お墓の話、遺言書の話、老後どうしたいのかなど、親が体が弱ってしまうとあまりに現実過ぎて聞きにくくなってしまうことも、今の元気なうちなら冗談半分に聞き出すこともできます

 

健康面でも将来寝たきりにならないように今のうちから気をつけていれば良かったということもたくさんあります。

 

また老後にどのくらいお金がかかるのか、
親も自分で用意はしているかもしれませんが、実際はどうなのかも確かめておきたいものです。

 

そして介護とは老後とはどういうものなのか、ある程度子供の立場で知っておくことも大切です。

 

 

 

今だから、親が元気なうちだからできること、これを一度確認しておきましょう。

親の財産を大まかに把握しよう(暦年贈与など)

親にある程度財産がある場合、遺産相続という形になると相続税がかなりかかってしまいます。
これを回避するには「暦年贈与」という仕組みを使い、数年に分けて財産を贈与してもらという方法があります。
親が年を取ってしまうとこの贈与が受けられる年数も減ってしまうので、この時期から計画を立てておくのが賢明です。

 

 

遺言書の話をしてみる

遺言書(遺言状)は特別なお金持ちのためのものではなく、本来は誰もが書いておくべきものかもしれません。
遺言書は遺産相続のためだけのものではなく、自分の死後に家族にその思いを伝えるためのツールでもあります。
もし親に遺言状の知識がなければ子供の自分たちからさりげなく伝えておきたいものです。
公的な意味を持つ遺言書はどういうものなのか、何を書いてどうすればいいのか、などをまずは子供の自分たちがしっかり理解しておきましょう。
これもこの時期だから笑ってできることです。

 

認知症について知る

介護の中でももっとも辛く家族を苦しめるのは認知症でしょう。この認知症も日頃の生活で予防することが可能だといわれています。
定年後の親が毎日を楽しく過ごせば認知症の可能性も低くなるはずです。
また脳トレなども積極的に勧めていきたいものです。

 

老後の費用を把握しておく

あくまでも大まかでいいのですが親の介護が始まったらどのくらいお金がかかるのかなどをある程度は理解しておきましょう。
例えば老人ホームに入るのにはどのくらい必要なのか、自宅介護の在宅介護の場合は?など。親の財産とあわせてどのくらい必要なのか足りるのか足りないのかというのを把握しておくと不安が減ります。

 

お墓のことを確認しておこう

親が亡くなったらどこのお墓に入るのか、これも確認をしておくといいでしょう。
入る墓がもうある場合とない場合では老後の資金に大きな差が・・・。
もしない場合にはどの辺がいいいのか?準備はどうするのかなども元気な今のうちに親と話しておきましょう。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加