親の認知症を受け止める|親が認知症になったらするべきこと

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もしかして認知症かも・・・?親に認知症の疑いが出たらすべきこと

「もしかして認知症?」

 

認知症の準備を

体の具合の悪さは早く気が付きますが、認知症の場合はなかなか気が付かないというケースが多いようです。
そして気が付いた時にはもうかなり症状が進行してしまったということも。

 

年を取った方の全てが認知症になるわけではありません。

 


 

数値としては認知症の出現率は
65〜69歳では1.5%、
70〜74歳で3.6%
75〜79歳で7.1%
80〜84歳で14.6%
85歳以上で27.3%となっています。
[※出典 老人保健福祉計画策定に当たっての痴ほう症老人の把握方法等について

 

このように85歳になってもしっかりされている方が7割以上で、最期の日までしっかりとした意識を保ったままの方もたくさんいます。

 

でももし自分の親が認知症になってしまたら・・・本当悲しいですね。

 

ただ今の認知症は完治こそはできませんが、その進行を遅らせる治療法も開発されています。
もちろん早期発見が望ましくできるだけ適切な治療をしてあげたいものです。

 

そのためにも認知症について私たちがしっかり理解しておくことはとても大切です。

 

正直な話、介護をする側にとって一番つらいのは親が認知症になってしまったときだと思います。
重症になればなるほど予想外の行動が頻繁になり、それを見ている家族は心身ともに疲れていってしまいます。

 

 

認知症と加齢による物忘れの違いや、親に認知症の疑いが出たらどうすればいいのかという初期的なお話から、認知症の特徴、その後のケア・介護の方法、また予防法など、介護の中でも認知症に特化した部分をこちらで解説しています。

 

 

現在認知症家族を抱える方、これからもしかしたら?と準備をする方、どちらの場合にもきっと参考になると思います。

認知症に備える|認知症を知る

 

認知症について知り、親の状態を確認。認知症の専門医を探す。

認知症の疑いがあってもなくても、親が高齢になったら「いつ認知症になってもおかしくない」という心構えで準備をしておくべきです。
老化による物忘れか認知症なのかをまずチェックするところから始めましょう。
認知症の疑いが高い場合は認知症の専門医を探しますが、どんなところで探せばいいのか、相談窓口はどこになるのかなどを知りましょう。
また受診の際の注意点や検査の方法などについても確認しておきましょう。

 

 

認知症の種類や症状など、さらに知識を深めよう

認知症にはその原因となる疾患によっていくつかの種類があります。
どの種類の認知症であるかによって出ていく症状や治療法も変わります。
また認知症になるとどんな症状が起こるのかも、詳しく知っておきましょう。

 

 

認知症の親との接し方を考えよう。住環境を整えよう。

同じことを何度も聞かれたり、何をしても感謝どころか怒られたり、自分のことをわかってもらえなかったり・・・と認知症の親と接するのは心が辛いものです。
介護する私たちはどのように認知症の親と接していけばいいのでしょうか?
認知症の親を抱えて暮らす場合の住環境も整えていかなくてはなりません。
認知症に対応している介護サービスの活用も始めていきましょう。
また介護する側の心のケアとして認知症のコミュニティも知っておきましょう。

 

 

要介護認定を受ける

認知症に場合も様々な介護サービスを受けることができますので要介護認定をうけましょう。
親の病気が重くなったらのところで解説したように要介護認定を早く受けるようにしましょう。

 

 

介護支援サービスをうけましょう

認知症の家族を抱える場合の在宅介護はとても大変です。
要介護認定を受けたら、様々な介護支援サービスを利用していきましょう。

 

 

老人ホームへの入居

在宅介護が難しい場合は老人ホーム(介護施設)での施設介護も考えましょう。「特別養護老人ホーム」、「介護老人保健施設」、「介護療養型医療施設」などの違いなども確認しておきましょう。
現在は様々な認知症の患者が快適に過ごる老人ホームをしっかり子供の目で選んであげなくてななりません。

 

 

認知症の予防

認知症は誰にでも起こる病気ではありません。また日頃のトレーニングで発症を防ぐこともあるそうです。
日頃から脳トレなどを行い脳を鍛えておくようにしたいものです。是非私たちの方から楽しく脳を鍛える方法を提案していきましょう。

 

親のお金を預かって管理しよう

親の病気が重くなったらのところで解説したように、親の財産を管理しましょう。認知症の親にお金を任せておくことはとても危険です。
親と相談をして預金やその他の資産を引き受けましょう。成人後見制度についても知っておきましょう。

 

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